今回は、飯山市在住の和紙作家 平田真澄氏の作品を高橋まゆみの創作人形と共に展示いたします。
飯山市の伝統的工芸品である内山紙。「雪さらし」と呼ばれる楮を雪の上で漂白する雪国ならではの製法で作られた内山紙は、農閑期の手工業の一つとしてこの地に受け継がれてきました。
伝統的な技法を用いつつ新しい表現を取り入れた平田真澄氏の和紙作品と、ふるさとの人々を生き生きと写した高橋まゆみの人形作品。二人の作品には、代々受け継がれてきた想いを未来へ繋いでいくという共通点があります。
北信州で活躍する二人の作家が創り上げる華やかな空間をどうぞお楽しみください。
☆平田真澄 高橋まゆみ 交流展 「彩る空間の世界」
会 期 4月1日(土)~9月26日(火)
作品名「わしらのストレッチ」 写真撮影 嶺村 裕